からだの硬さって
放っておいていいのかな…
放っておくと硬さは広がります。
全身の筋肉はある意味つながっています。
特に胴体の硬さは手先足先にその硬さを広げていきます。
病院では上手に付き合いなさい
と言われたけど・・・
古傷もう少し良くならないかしら
良くなります。
古傷をどう考えるかですが、骨折や捻挫をした際に、同時に周辺の関節や筋肉なども傷めていることがあります。
時間が経てば、当初の傷口は治ったとしても、その際に築いた関節や筋肉などの硬さが残ることがあります。
その硬さを元の柔らかさに戻してあげれば、古傷と感じている症状が楽になります。
このプログラムの目的
古傷の正体とは・・・
まず、古傷とは・・・「以前にケガをしたところ。傷のあと。」と定義されています。
古傷が痛む原因として3つの有力な説
- 炎症物質ヒスタミンが原因・・・低気圧の接近でヒスタミンが発生し痛む
- 自律神経説・・・内耳にある気圧受容器が反応し交感神経が興奮してノルアドレナリンが分泌され、古傷周辺の痛覚神経を刺激し痛みを感じる。交感神経は血管を収縮させるため、血行不良による痛みも併発すると考えられている。
「気象病」や「天気痛」と呼ばれ、治療法も確立されつつある。 - ストレス説・・・痛みの経験によるストレスから脳下垂体が反応しホルモンや自律神経のバランスが崩れ痛みを感じやすくなる。
以上、3つの有力説の下に、ペインクリニック、脳神経外科などで治療が行われています。
ただ、どれも結果的に血行不良を招いたことで痛みにつながることがよく分かります。
入浴で温めたり、ストレッチをしたり有酸素運動で血流改善を行うことで、症状の緩和につながります。
そもそも筋肉を柔らかくしておけば古傷の症状を防げるのでは?
当院では、古傷による症状の一因は、筋肉の柔軟性の低下と考えています。
柔軟性が低下した状態は、筋肉の伸縮が悪くなり、
- 伸縮を強制されたときに筋肉に傷がつきやすい
- 柔軟性が落ちて硬くなった筋肉は血行不良により疲れやすい
- 圧迫されることにより、簡単に血行不良を悪化させ痛みにつながりやすい
という状態です。
古傷に対して皆さんがまずやる対処は、
「休憩して、さすって温めて、癒す。」
だと思います。
- 休憩する・・・筋肉を休ませ、筋緊張を和らげる
- さする・・・筋肉の表面をさすることで、筋緊張が和らぐ
- 温める・・・温めることで血行不良が改善し痛みが和らぐ
- 癒す・・・さすって癒されるとストレスが減り痛みも和らぐ
誰に言われなくても、皆さん自ら、結果的に筋肉の緊張が減るように対処しているわけです。
もうお分かりかと思いますが、
「そもそもの筋肉の緊張を下げておく」ことが、
古傷の症状に対しての根本解決の一つなんです。
古傷周辺の筋肉は、そもそも硬くなっています。
それを更に硬くする要因は、
- じっとしすぎて筋肉が硬くなった
- 動きすぎて疲れて筋肉が張って硬くなった
- 冷えるような場所にいて血行不良を招いた
- 持続した圧迫を筋肉に加え続けた
古傷が痛むときには、
その直前に心当たりがありませんか?
要するに、古傷に対しての対処は、
ということです。
ストレッチや有酸素運動だけで古傷は完治するのか?
ストレッチや体操をして柔軟性を上げれば古傷は完治するのかというと、なかなか難しいです。
まず、
古傷はそもそも十分に動かすと痛みを感じたり極端な硬さを感じますので、筋肉を伸ばそうとすると無意識に反発して力が入ってしまいます。
筋肉が柔らかく伸びるためには、反発してはいけません。
反発せずに筋肉を伸ばす方法がありますので、施術の中でやり方をお伝えします。
次に、
古傷によって硬くなっているのは、筋肉だけではありません。
その筋肉が関わる関節や、その筋肉を他の筋肉と繋げている筋膜など、他の組織にも硬さが定着しています。
筋肉以外のそれらの組織を含めて柔らかくして始めて、古傷として定着した頑固な硬さを取り除くことが出来ます。こちらは、施術により徐々に取り除いていきます。
「古傷」と名前が付くように、時間の経過によりスムーズに治るタイミングを逃してしまった状態です。柔らかくなるにつれて、時間を遡るようにして症状が改善していきます。
根気強く取り組むことにより長年悩んだ症状が消えた時には感動します。
柔軟性の貯金:筋肉が柔らかいことによる恩恵
柔軟性の貯金が十分にある状態とは、
極端に言うと、赤ちゃんの頃のような筋肉の柔らかさです。
階段から転がり落ちても、傷一つ負ってない。
ビックリして泣くだけで、
痛がるような場所がないなんてことも。
これが、からだが柔らかいが故の逞しさですね。
一方、
年々筋肉は硬くなりやすくなります。
でんぐり返しをしてみれば分かります。
特に、胴体が硬くなりますので、
でんぐり返しをすると、背骨周辺のあちらこちらに筋肉の硬さを感じます。
中には痛くて出来ないなんて方もいらっしゃるかと思います。
知らず知らずのうちに、
体のあちらこちらが硬くなります。
柔軟性の貯金はどういうところに出るかというと、
- じっとしていられる
- 正座が楽に出来てシビレにくい
- 疲労回復が早い
- 疲れを感じにくく動ける
- むくみやハリが出にくい
- 手先足先が冷えにくい
- ケガをしても大難が小難で済む
- ぐっすり眠れる
- 夜中にトイレに起きる回数が減る
- ぶつけても痛みが小さい
- 肩こりや腰痛になりにくい
- ひざなどの関節痛になりにくい
- 腱鞘炎などの使い過ぎによるケガを予防
- 筋肉のハリが減るのでサイズダウン
- 夫婦生活がスムーズ
- 人間本来の理想の動き方ができる
もちろんまだまだ書き足りないですが、
柔らかいことによる恩恵は、
これだけでも凄いですよね
あちらこちらに新たな硬さを築き症状が増えます。
柔軟性の貯金を作ることが大事な古傷対策となり、
新たな症状への予防となります。
ご予約可能な時間帯
ご予約の方法
予約の記載がある時間帯でご予約可能です。
① 予約画面より
② 直接、お電話にて
※ 電話でのご予約は保険診療時間内にお願いします。
※ 予約画面か、お電話にて前日までにご予約下さい。
※ 予約時間帯は、不定期にお休みを頂いております。
※ 万が一、キャンセルの際にはご連絡をお願いします。
内 容
② 息が上がらない程度の力加減で、本来の姿勢と動き方を意識した運動をする
③ 専用の物療器を使い全身を柔らかく動かしやすくする
④ 気になっている古傷に対してのポイント施術
所要時間 45分~50分程度
料 金
日常の活動量が減れば血流も低下します。また、年々疲れは取れにくくなります。
今までと同じ日常動作も、以前と違って疲れやすくなります。
だいたい皆さんは、血流を良くするため筋肉を減らさないために、歩いたり筋トレを始めますが、それらを頑張り過ぎることで疲労を溜め込んでしまい、かえって筋肉を硬くさせたり、血流を悪くさせてしまいます。
その結果、時々ひざが痛い、歩いてると腰が辛くなる、夜中や朝方に足がつって目が覚める、なんだか血圧が上がってきたなどの症状を感じるようになります。
鍛えれば鍛えるほど、硬くなった筋肉を柔らかく戻す作業を増やさなければいけません。
そこのバランスが取れないと色々な症状がドミノ式に現れてきます。
筋肉に柔軟性が保たれているからこそ違和感なく動けるわけで、筋肉が減るから動きにくくなるわけではありません。
硬く使いづらい筋肉の範囲が増えると動きにくく疲れやすくなります。鍛えた後は、それ以上の時間をかけて硬くなった筋肉を十分に柔らかく戻しましょう。
疲れたり辛く感じたりしない程度の運動を小分けに繰り返すことが大事です。
前後左右に本来の姿勢を変え、動き方を変え、違和感や辛さから逃れるようになります。
当然、本来の動き方と違うその新たな動き方は、また新たな硬さを作ります。
この循環が続くことで、その方独自の姿勢や動き方が出来上がっていきます。
例えば、野球選手がナゼ素振りを繰り返すのか?
「この姿勢でこの動き方でバットを振る」ということを体に定着させるのが素振りです。
もうお分かりかと思いますが、
日常動作という日々繰り返す動きに偏りを作ってしまうと、簡単にそれが定着するということです。
今現在の体は、定着を繰り返した歴史のたわものなんです。
- お互いの体の状況が分かり、いたわりあえる。
- 生活上の注意点をお互いに共有できる。
- 家族で健康への意識が高まる。
- 緊張感無く施術を受けられる。
- 改善すべき点を共に努力できる。
などなど、ペアでの参加もお薦めです。
高齢者の介護予防目的の施術も行っていますので、
いつまでも元気でいて欲しいご両親とご一緒に、是非ご利用ください。